みなさんがフットサルをイメージしたときに、一番最初に浮かんでくるのは何でしょうか?
恐らく、観客全員を魅了するよな華麗な足技ではないでしょうか。
もちろんフットサルでは、見たことのないテクニックや息をのむようなスーパープレーも多数発生しますし、それが魅力的なスポーツであることは否定できません。
しかしながら、必ずしも華麗な足技が全てかというとあくまで氷山の一角に過ぎないのです。
実はもっともっと必要な能力や身につく技術があるのです!
フットサルといえば、相手選手を華麗にいなしていくイメージもありますが、実は競技レベルのフットサルはかなりの肉弾戦です。
コートが狭い分接触も多く、フィジカルコンタクトの激しいスポーツです。
Fリーグ等を観ると、各所で1対1の局面が発生します。
特にピボ(サッカーで言うフォワードのイメージ)の選手は体を張って相手ディフェンスを背負って時間を作るような場面が多く、そこでの激しい戦いは必見です。
加えて、フットサルにはファイブファールというルールがあります。
簡単に言うと、ファールを6回以上犯してしまうとその度に第2PKが与えられてしまうというルールです。
このルールのおかげで、激しい戦いの中ですがお互いフェアに勝負するため観ていて嫌な気持ちにもなりません。
このようにフットサルでは対人のスキルがサッカー以上に必要となってきます。
(体の強さが売りの選手も結構います)
逆に言えば、フットサルから体の使い方やキープの仕方等を習得することができます。
Fリーグ等のフットサルを観る機会があれば注目してみると面白いかもしれません。
特に生で観ると相当な迫力ですので、機会があればFリーグを観に行くのもいいかもしれません。
こちらはサッカーにも共通する部分かと思いますが、止める蹴るの基礎技術がかなり重要な要素となってきます。
フットサルでは、チームとして細かいパスを通して崩していくことも多いため、正確なパスと、ピタリと止まるトラップは大きな武器になります。
特別なフェイントで相手を一人かわさなくても、ピタッと止めて、相手を引き付けてワンツーやパラレラの動きで相手を一枚剥がせば、十分に得点のチャンスを演出することができます。
このように、フットサルでは基礎技術の高さも大きな武器になるのです。
また、フットサルをプレーすることで基礎技術の向上は得ることができます。
(基本の細かいところまで意識するため)
・フットサルでは体の使い方、強さが意外と大事
・基礎技術の高さも大きな武器になる
これ以外にも戦術理解度や相手との駆け引き等必要な技術はたくさんありますが、今回は上記の2点に着目してみました。
どちらもフットサルをプレーするにあたり、必要不可欠なものですし、フットサルをプレーすることで身に着けることの技術だと思います。
サッカーメインの方も、フットサルメインの方もこれらを意識してもらえると良い結果がついてくるのではないでしょうか。