先日、簿記3級に合格しましたので、その経緯についてご報告させていただきます。
先日、日商簿記3級を受験し、無事に合格するに至りました。
まずは今回受験に至った経緯についてご説明します。
私は現段階でサッカークラブの立ち上げを計画しております。
そこで必要となるものはサッカーコーチとしてのスキルだけではありません。
自らでクラブを立ち上げて経営していくわけですから最低限の経理の知識は必要となってきます。
大きな会社であれば、経理担当者がやってくれますが、最初はそのような人を雇うお金はありません。
ですので、最低限の経理の知識をつけなくてはということで、簿記の勉強を開始しました。
勉強を開始すると何か目標が欲しくなってきました。
知識を手に入れることも充実感はありますが、何か形になるもの、成長を実感できるものはないかということで、資格取得に挑戦することにしました。
なので、最初はせっかく勉強するのであれば、資格も取れればベストいいなぁくらいの軽い気持ちで試験に挑戦することにしました。
(この軽い気持ちをのちのち後悔することになります、、、笑)
どのような勉強をしていったか簡単にご説明していこうと思います。
一応、合格できたので、合格体験記的なイメージですかね。
(だいぶざっくりとした感想ベースですが)
まずテキストは「簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級テキスト&問題集2023版」を使用しました。
(参考書の詳細はこちらから)
こちらのテキストを使ってひと通りの内容を学習しました。
わかりやすい漫画と解説、練習問題も入っていて、必要な知識については、この1冊でマスターすることができました。
自分的に良かったポイントとしては、それぞれの内容を使う事例を簡単な漫画で示してもらってから、そこの具体的な説明に入るため、イメージしやすく勉強が進み易かったように思います。
自分の勉強法としては、ひと通り参考書をやり終えてから、もう一度練習問題だけをやり直して、忘れているところを思い出し、復習するというやり方を行いました。
そして、参考書をやり終えた後は最後に模擬試験形式の問題集を8回分行いました。
使用した問題集はこちらになります。
模擬試験形式の問題が8回分入っているものになります。
おそらく模擬試験タイプの問題集はやっておくべきだと思います。
理由は2つあります。
1つ目は試験時間が比較的厳しめであるということ。
2つ目は試験でしか使わないような言い回しが存在することです。
試験時間については、私の場合は参考書で練習問題を解いていた時のスピード感では全然間に合っていませんでした。
そのため、模擬試験形式で時間の感覚を確認できたことは大きかったように思います。
2つ目の言い回しについては、正直、初見では何を言っているのか理解するのに時間がかかるような言い回しもあり、それがどのようなことをさせたい文なのかを事前に知っておくべき内容かと思います。
日本語的な難しさもあるので、事前にそのパターンは確認しておいて良かったと思っています。
当日は事前に模擬試験形式の問題集をやってきたとはいえ、試験時間の厳しめの試験ということで、思っていた以上に緊張しました。
解いている感覚としては、満点ぐらいの気持ちでしたが、結果を見るとどうやら何問か間違えていたようです。
結果については、細かい採点については教えてもらうことはなく、ざっくりと問1・問2・問3がそれぞれ何点で合計が何点です。といった感じで表示されるため、どこを間違えたのかわからないようになっています。
(まあ、受かっていれば何点でもいいですが 笑)
テストを受け終わると試験終了とともにその場で結果が表示されるため、かなりドキドキしました。
当日の流れはこのような感じです。
思っていた以上に難しかったということが率直な感想です。
3級ということで比較的簡単そうなイメージがあるかと思いますが、1級や2級に比べれば簡単かもしれませんが、十分難しい試験だったように思います。
また、資格取得という点に関しては、内容をしっかり理解することも大事ですが、試験問題の形式への対策も必要となってくるような問題でした。
逆にいえば、ある程度のパターンは決まっていて、不自然な言い回しも「こんな作業をして欲しいんだろうな」と対策をしていれば想像がつくため、本番形式の問題集をやっておいたことが試験という面では大きかったように思います。
簿記の知識について勉強するにあたり、せっかくだからという気持ちで始めた資格取得ですが、本当に受験してよかったと思っています。
思っていたより大きな壁でしたが、ただ、その分乗り越えた時の喜びはとても大きかったように思います。
実務に直接的には関係ない部分の知識もありましたが、経理的な考え方を知るいい機会になりましたし、何より達成感が大きいです。
なんとなく生活していた時より、何か目標をもって勉強している時のほうが充実していたように思います。
この記事を読んだ皆様に良い影響を与えられる、もしくは、簿記を受けようと思っている皆様に少しでも助けになれば幸いです。