サッカーはボールさえあればどこでも誰とでも楽しむことが出来るスポーツであるとよく言われます。
野球のようにバット、グローブ、ヘルメット等の道具は必要ありません。
(野球を悪く言うつもりはありませんので、気を悪くされた方はすいません)
しかし、本格的にサッカーを始めるとなると必要不可欠なものがあります。
それはシューズです。
足でボールを扱うスポーツであるサッカーにおいて、シューズは一番繊細で重要な部分となってきます。
もちろん他にもウェアやすねあて等の道具も必要となってきますが、かなり大きなウエイトを占めるのがシューズになってくると思います。
これは自分が中学のクラブチームに所属していた時の話です。
うちのチームからプロになった先輩がいたのですが、その方は常にスパイクは綺麗に磨かれており、練習にはいつもピカピカのスパイクで現れていたとのこと。
そう言われて周りを見てみると、コーチや監督はいつもきれいなスパイクで練習場に現れます。
そのような話を聞き、自分でも毎回スパイクを綺麗に磨いて練習に参加するようにしました。
正直、やる前は別に道具が綺麗だろうが汚かろうが変わらないと思っていましたが、実際にやってみると違いを実感しました。
何が違うのか論理的に説明することはできませんが、気持ちが全然変わってきます。
一度やってみてもらうとわかると思います。
※自分はスーツの革靴でも同じような気持ちを感じました。
「スパイクは武士の刀だぞ」スパイクを練習場に忘れて帰りそうになったチームメイトがコーチから言われた言葉です。
サッカー選手にとってのスパイクは、武士にとっての刀と同じなのだから忘れるなんてありえないぞ、という意味で使われた言葉です。
この言葉は本当にそうだと思います。
自分の身一つで勝負するサッカーで唯一使用する道具がスパイクといっても過言ではありません。
それはまさに武士の刀です。
その刀を大切にしなはずがないですよね。相棒として丁寧に大切にしますよね。
そう思うと、今すぐにでも自分のスパイクを磨きたくなってきませんか?
そして、綺麗になったスパイクを履いてグランドに出てみてください。
今までとは違う世界が見えてくるはずです。
たった10分程度で大きく変わってくるのですから、やってみない手はないと思います。
ぜひ、自分の道具を大切にしてみてください。